品質問題の解決策立案



ポイント①

問題が生じたら現場に飛んでいく(ただし、リモートも可)

ポイント②

ヒューマンエラーは原因ではなく仕組みの不備から生じた結果である

ポイント③

仕組みを作るだけでなく、従業員向け教育も行う


品質問題の解決は、現場・現物・現実(三現主義)での対応を原則としています。

トラブルなどの不適合が発生した際、まずは現場に出向き自分の目で実態を確認し、そこで得られた情報を基に、必要に応じてFTAなどの分析手法を用いてクライアントとともにトラブル原因を特定し、改善策の検討を行います。なお、昨今の新型コロナ対応として、会議ツールを使用したリモート対応も実施しております。

FTAサンプル図

対象としては、技術的な問題解決のほか人為的な問題(作業ミス・ヒューマンエラー・不祥事も含む)に対応します。トラブルの原因には直接的なものもありますが、人為的問題の場合は組織要因等表面に現れにくいものが原因となることが多く、時系列分析やなぜなぜ分析などを活用した根本原因分析(RCARoot Cause Analysis)を行います。

 

よく作業ミスが発生した際に、『作業員のヒューマンエラーが原因である』という報告書を見かけますが、当事務所では『ヒューマンエラーは結果であり、それを引き起こさせた原因があるはず』と捉えています。私たちは真の再発防止に向けて、作業工程の見直しや管理体制の強化・トレーニングの充実など『ヒューマンエラーを防止する仕組み作り』もサポートします。

 

このようにして明確化された技術的問題や作業手順や管理体制の問題に対し再発防止策を講じますが、再発防止策を定め、仕組みとして定着させるとともに、関係者への周知教育を行います。いくら良い施策を定めても、それを使う人が目的を理解していなければ効果を発揮できませんので、不適合の原因と再発防止策についてメンバーが理解するまで教育を行います。

また、クライアントの要望に応じて客先向け不適合報告書の作成もお手伝いします。