笹島技術士事務所とは?

神奈川県大和市で、機械設計・品質保証・環境に関連してマネジメントシステムの整備に向けたコンサルティングを行っております。

技術士(機械部門)やQMS/EMS並びにマネジメントシステム審査員としてのスキルを活かして、FTAFMEA、根本原因分析(RCA)などの分析手法を活用した諸問題の解決、設計検証やレビュー、妥当性確認などを活用した設計品質改善、環境負荷低減に向けたマネジメントシステム改善活動をサポートしております。


(1)企業が生き残るためには品質の作り込みが不可欠

製造業やサービス業が企業間競争の中で生き残るためには、他社に比べ付加価値の高い製品・サービスを提供する必要があります。私は、この付加価値を『品質』と捉えております。

品質とはものやサービスの質のことであり、性能や信頼性、見た目、コストパフォーマンスなど消費者が何かを購入する際に評価するあらゆる価値観が含まれます。これを高めるには設計段階からより良い設計をし、サプライチェーンマネジメントを活用してよりよい部品を集め、適切な手法で組み立てることで実現できるものと信じています。

この考えはサービス業にも当てはめられます。


(2)災い転じて福となす

また、不適合などのトラブルは、企業の信頼を失うだけでなく、本来得られる収益を直接的に失います。不適合対応に要した費用は本来であればそのまま利益となるはずのものです。

いかに額が少なかろうとも、この損失を通常の業務で補うためには、その何倍もの売り上げを稼ぐ必要(利益率が10%の企業なら損失額の10倍の売り上げが必要)があり、大変な労力を要します。しかしながら、原因を究明し、再発防止策を講じることでより強靭な体質の企業に生まれ変わることもできます。

このためには、不適合の本質を見抜き、その裏に隠されている問題点を顕在化させ、的確な対処方法を見つけなければなりません。

トラブルはあってほしくないものですが、万が一発生してしまった場合には、そこから得られた教訓を自社のマネジメントシステムに反映させればよいのです。

当事務所は、町のお医者さんのように、トラブルに遭って困っているクライアントが、その経験を糧により強い企業に変身する活動のお手伝いをしたいと考えております。


(3)地球環境の改善に向けて

また、地球規模での環境対策が求められる昨今、環境への配慮も一つの質と考えられます。SDGsへの取り組み、特に環境負荷の軽減を意識したモノ作りはどの製造業においても喫緊の課題となっております。私たちは、地球という閉ざされた環境の中で生きていくために、この環境を損なうことなく、より良くしていく責任があります。

環境にやさしいモノ造りは、製品のライフサイクル(製造から使用、廃棄まで)を通して環境への影響を考慮しなければなりません。そのためには設計段階から廃棄物処理まであらゆるプロセスで改善に取り組む必要があります。

当事務所では地球環境への影響を少なくするためのこれらの活動をサポートしております。


(4)クライアントにカスタマイズしたシステムを提供

このような観点から、クライアント企業が、安定した品質かつ環境に配慮した製品・サービスを提供することができるように、設計段階から材料調達・加工・組立、並びにアフターサービスに至るまで、トータルのマネジメントシステムという観点からアプローチします。

マネジメントシステムはクライアント各社の業務内容・規模・成り立ちによって求められる形は様々です。当事務所では、クライアントの業務内容をふまえてカスタマイズした個別のマネジメントシステムを提案します。

私たちは、仕組み作りをサポートすることにより、日本の特に中小企業のモノ造りに貢献していきたいと願っております。



主な対象顧客

品質保証・品質管理の問題で課題を持っている企業、より良い設計を模索している企業、品質や環境への対応を武器として取り組もうとしている企業。

具体的には、

・より良い設計を目指しているが、期待通りの性能が得られずに困っている企業。

・安定した品質の実現に向け、社内体制の整備や人づくりを検討している企業。

・環境問題への取組みを検討している企業。

・現在不適合案件を抱えており、対策に苦慮している企業。

ISO9001に基づくQMSISO14001に基づくEMSの構築や認証取得を目指す企業。



トピックス、最新情報

社内研修会の開催

FMEAFTA等の活用方法、不適合の根本分析手法(RCARoot Cause Analysis)の講習会を要望される企業様に出向いて実施いたします。

所要時間、講習内容・費用など、ご興味のある方はご連絡ください。



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笹島技術士事務所の情報はマイベストプロ神奈川版にも掲載されています。